プライベートでは現在さくらのVPSを使用してます。
といいつつもこのブログはまだロリポップ!にいるんですが。近いうちに引っ越そうかなとおもいつつも、もともとVPSの実験とか練習用に立ててたやつなのでいろいろカオスなんですよね。なのでいい加減綺麗に再構築しようかということになりまして。
その過程で今回は Bitnami 版 Redmine をいれることにしました。以前は ALMinium を使用していたのですが、会社の EC2 に Bitnami 版 Redmine を導入したので、操作感をあわせておきたいというのもあって、こちらに切り替えることに。ALMinium はそれはそれで非常に便利な機能もたくさんあったんですけどね。
Bitnami 版って、サーバーからデータベースから全部をそのアプリ専用にインストールしてしまうので、他の環境に影響を与えないのがいいですよね。もちろんその分プロセスは増えるだろうしストレージも食うのかもしれませんが。そのアプリが不要になった時や不具合を起こした時のことを考えるとこっちのほうが安心して使えるなぁって思ってます。
さて、サーバーを複数インストールするということは、ここでポートの問題がでてきますね。
通常公開するサーバー用に 80 版は開けておきたいです。
かといって、Redmine にアクセスするのに 8080 とかつけるのもそれはそれでだるい…。特にいままではつけないでよかったので。
ということでなんかいい方法はないかと調べてた処、Apache のリバースプロキシでなんとかなるようでした。
リバースプロキシといえば、Nginx のリバースプロキシキャッシュくらいでしか用語を聞いたことがなかったのですが、とりあえずやってみましょう。
Confファイルを作る
本番用 Apache の conf.d に以下のようにファイルを作ります。私は今回は細かく conf ファイルをわけることにしたので、 bitnami-redmine.conf としました。
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<VirtualHost *:80> ServerName bts.example.com ProxyPass / http://example.com:8080/ ProxyPassReverse / http://example.com:8080/ </VirtualHost> |
これで、Apache 再起動すると、これまで example.com:8080/redmine でアクセスしていた Bitnami 版 Redmine に bts.example.com/redmine で繋がるようになります。
まだ後ろの redmine/ がのこっててちょっと気持ち悪いですが、ポート番号よりはまだすっきりしてるし、こっちもあとでなんとかしましょう。できるかわからんけど。
ということで早速アクセスしてみたんですが、繋がらない。
なんでかなーって思っていろいろ調べてみたところ、ポートが開いてませんでした。
ということで、iptables に bitnami で使うポートも追加しておきます。
とりあえずApacheとMySQLくらい空けとけばなんとかなるんじゃないんスカね?
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$sudo iptables -A INPUT -p tcp -m tcp --dport 8080 -j ACCEPT $sudo iptables -A INPUT -p tcp -m tcp --dport 3366 -j ACCEPT $sudo service iptables save |
ということで再度 bts.example.com にアクセス。
見事「Awesome! Redmine is now installed.」の画面が表示されました。これは結構便利かも。
今回みたいな場合以外でも、どうしてもクライアントの都合で1台のなかにステージング環境と本番環境を用意しないといけない時とかに使える気がします。
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