MacのAlfredを最近愛用していて、Powerpackも買ってワークフローもいろいろ入れてみたりしたけど、地味に便利なのがカスタムWeb検索じゃないかなと思ったのでよく使うやつをいくつか紹介…というか、まぁ自分のとこの設定が飛んだときに泣かないようにメモというか。
ちなみにこのカスタム検索は Powerpack なしでも使えたはずなのでとりあえず試してみるってのもありかもしれませんよ。
設定方法
設定方法ですが、とりあえず Alfred の設定を Alfred から呼びます。
Show Alfred Preferences で開きますが、「Alfred」で検索すれば多分すぐ出てくるはず。
開いたら、「Features」タブの「Web Search」をクリックすると、既に結構いろいろな設定があるかもしれないので、不要なやつはバシバシ外しちゃいましょう。
使わないのに候補に出てくると逆に邪魔なので。
一通り片付いたら、右下の「Add Custom Search」をクリックします。
するとこんな画面がでてくるはず。
設定項目は、こんな感じ
Search URL | 検索ページのURLというか、検索結果ページのURL。{query} という文字をいれておくとそこに Alfred から入力された文字が渡されます |
Encode input as UTF8 | マルチバイト文字を検索する可能性があるならチェックしておいたほうが吉 |
Title | Alfred で呼び出したときに表示されるタイトル |
Keyword | 起動キーワード。覚えやすいやつにしておかないと結局使わないなんてことも… |
Validation | ここに適当な文字を入れて横の「Test」を押すと実際に動作したときのテストができます。 デフォルトだと Search URL に対して alfredapp という単語で検索を試みます |
Drop icon abobe. (略) | Alfred の検索窓の左に出てくるアイコン。 わかりやすいのにしておくと良いかと。 |
以下で紹介するカスタム検索では、
- Search URL
- Title
- Keyword
の3つを一緒に載せていきます。
まぁ、Title と Keyword は私が勝手につけた名前なので、お好みで好きに設定しちゃってOKなんですが、考えるのが面倒だったりぱっと思いつかなかったときの参考になるかなと思い一応載せておきます。
英辞郎
アルクのオンライン辞書サービスです。
このクエリ1個で日本語で検索したら和英、英語で検索したら英和になるのでとっても便利。
クラス名とかテーブル名を考えるときよくお世話になります。
とりあえず入れておいて損はない…とおもう。
Search URL | http://eow.alc.co.jp/search?q={query} |
Title | 英辞郎で検索 |
Keyword | alc |
Google翻訳
言わずとしれたGoogle翻訳。機械翻訳ですが、独自の翻訳エンジンによって他の翻訳サービスと比べて非常に精度が高いんだそうです。Wikiによるとね。
また、翻訳コミュニティによる品質保証があって、特定の単語には「確認済みマーク」がつきますので、その結果については割と信頼できるのかも。
私の現在の勤め先では社内ルールによりコミットメッセージは英語で書くことになっていますが、わからない単語をまず英辞郎で調べつつ、まずは自力で文章を組み立てて、そのあと簡単な答え合わせとしてGoogle翻訳を通しす、という感じの使い方をしています。
Search URL | https://translate.google.com/#en/ja/{query} |
Title | Google翻訳(英→日) |
Keyword | gtej |
気づいたと思いますが、URL中の「#」につづく2文字の国コードがもとの言語(つまり翻訳したい言葉の言語)、スラッシュで切った2つ目が翻訳したい言語となります。
なので、逆方向(日本語から英語)にしたければこういうことになります。
Search URL | https://translate.google.com/#ja/en/{query} |
Title | Google翻訳(日→英) |
Keyword | gtej |
DMM英会話 なんて uKnow?
「○○って英語でなんていうんだっけ?」って質問に専門家やネイティブの人が答えてくれるサービス。
時と場合によっては辞書サイトや Google 翻訳 よりも役に立つことも。
Search URL | https://eikaiwa.dmm.com/uknow/search/?keyword={query} |
Title | なんてuKnow? |
Keyword | uknow |
Thesaurus
こちらはオンラインの類語辞典(英語)
上記英辞郎で検索してみたんだけどなんかしっくりくるのが見つからん。。
ってときにたまに使います
Search URL | http://thesaurus.com/browse/{query} |
Title | 類語を探す |
Keyword | th |
Wordfind
こちらは○○で始まる、○○で終わる単語を探せるサービス。
設定はしてみたんだけど、まだあんまし活用できてない…。
Search URL | https://www.wordfind.com/starts-with/{query}/ |
Title | ○○で始まる単語を探す |
Keyword | wfs |
○○で終わるのほうはこっち
Search URL | https://www.wordfind.com/ends-with/{query} |
Title | ○○で終わる単語を探す |
Keyword | wfe |
Qiita
ここまでは英語が弱い自分用のカンペ設定なんですが、ここからは記憶力と知識とスキルが足りない自分用のカンペ設定です。
Qiitaは設定はしてるけど、検索してよむというよりは、タグをたどってったりとか、そんな使い方だったり、ググった結果Qiitaだったなんてパターンが多めなので現状使用頻度はちょっと低め。
Search URL | http://qiita.com/search?q={query} |
Title | Qiitaで検索 |
Keyword | qiita |
PHP.net
これもまぁなんというか…ググった結果本家だったなんてパターンのほうが多い
Search URL | http://php.net/manual-lookup.php?pattern={query} |
Title | PHP.netで検索 |
Keyword | phpnet |
MDN web docs
設定はしてるんだけど、ちょっと検索使いにくいよねここ。
MDN+キーワードでぐぐって入ったほうがはy(ゲフンゲフン
Search URL | https://developer.mozilla.org/ja/search?q={query} |
Title | moz://a |
Keyword | mdn |
WordPress
WordPressはパーマリンク設定に関係なく、サイトアドレス + /?s=foobar で検索できます。
もともとこのブログは自分のメモ帳としてはじめたもで、今も仕事中に「あれ、どうやってやったんだっけかなー?」みたいなのを検索したりすることもありますので、これもちゃっかり(しっかり?)設定してあります。
Search URL | http://negimemo.net/?s={query} |
Title | 過去のブログ記事を漁る |
Keyword | ngm |
まとめ
まぁ、ぶっちゃけChromeの「その他の検索エンジン」とだだかぶりなんで必ずしもAlfred経由で使ってるかというとそうでもないものも多いんですけども。
両方設定しておけば何かと捗るのですよ。おすすめ。
なお、今回は紹介しませんでしたが、Search URL には、アプリをURLから呼び出したりする、所謂URLスキームも使えます。
ここにいろいろとまとまってたりするので興味があればどうぞ。
今度は愛用の Workflow についてでも書こうかしら。
コメントする