私は昔っからどういうわけか指紋認証センサーと相性が最悪です。
以前働いていた職場は入り口がパスコード+指紋で解錠されるタイプだったのですが、なんど試してもエラーになって行列をつくってしまったりとかそのエラー音を聞きつけて中から開けてもらったりとか、散々でした。
ほかにも、ゲームセンターでメダル預け機とかもダメで基本メダルゲームはやらないか、やっても使い切るようになりました。まぁ大量に預けるほどの大当たりなんてまず無いのですが。
さて、今回のお話ですが、iPhone には少し前のモデルからホームボタンのセンサーをつかって指紋でロック解除や App の購入なんかができる Touch ID という仕組みがありますが、こちらも例外ではなく相性は最悪です。
それでもなんとか少しでも改善できないかと頑張ってみたのでその過程をメモっておきます。
試したこと:ハードウェア編
あたりまえではありますが、指紋センサーに汚れや皮脂がついていれば読み取り精度は落ちます。
なので、綺麗に拭き取りましょう。おすすめはメガネ拭きまたはスマホ用の液晶クリーニングクロスです。なんたってあれは画面の指紋をふきとってすっきりするためのものですからね。効果はばつぐんです。
私はドライタイプのメガネ拭きをいつもデスクに置いてるので今回はこれで拭き取りました。ついでにメガネと画面もふきふきして視界すっきり画面もピカピカです。
ウェットタイプでもべつに良いとは思いますけど、なんかボタン周辺からクリーニング液が入ったらやばそうだなって不安な方はドライタイプでいいとおもいます。
あとウェットタイプは放置すると乾いてしまいますのでメガネをかけてない人とかであまりクリーナーを使わない場合もドライタイプのほうがいいかもしれませんね。
試したこと:自分自身編
次のような場合、うまく読み取れないこともあるそうです。
- 手が汚れている
- ハンドクリームを塗っている
- 皮脂がべっとりしすぎている
- 手が濡れている
なので、綺麗に手を洗って、しっかり乾かしてから試してみましょう。
因みに乾燥しすぎていたりしてもダメみたいなのが悩ましいところ。
試したこと:ソフトウェア編
指紋は人それぞれ固有で一生変わらないものと言われていますが、登録した時の手の状態などによっては変わる場合も考えられるとおもいます。
たとえば私なんかは冬になると指の皮がむけまくり大変なことになるので、Touch ID はほぼつかえなくなります。
一応、表面の皮じゃなくてその奥の層を読み取っているから皮がむけても平気とは言われていますが私は1年のうちの数ヶ月はどうやっても認識しなくなります。
なのでたまに再登録を行っています。
再登録する際はセンサーをきれいにしてからやりましょうね。途中で進みが悪くなるようなら(赤いラインが伸びたのに話したら戻ってくようになるなど)途中でもセンサーを掃除すると良いです。
指紋を学習させる
Touch ID は使う度に学習し精度を上げることができます。
ですが、毎回ロックして Touch ID 認証でロック解除というのは地味に面倒ですし、なにより連続で認識できないとパスコード入力画面になってしまいます。
ですが、効率よく学習させる方法があります。
Touch ID の設定画面を開くと、登録済みの指紋リストが出ますよね。
その画面で Touch ID に触れると、認識された指紋の名前の背景が濃くなります。
もともとは、どの指の指紋がどのリストに入っているか確認するためのものじゃないかと思われますが、ここでタッチしても学習するようで、何度か確度を変えてタッチする度にすこしずつ認識するようになるみたいです。
暇な時にちょこちょことここで学習させてあげるとだんだんと認識率がアップするのではないでしょうか?
暫く試してみたところ、以前よりは通りやすくなったような気もしますが、まだ認識率は低いようです。とりあえずもう暫く学習させてみようとおもいます。
それでもダメなら…とりあえず脱皮の季節がおわったらまた再登録かなぁ…。
おまけ
Touch ID を登録する際にセンサーをクリーニングしたい場合は、先にクリーニングするのではなく、「登録画面になってからクリーニングする」のがオススメです。
というのも、指紋登録中はホームボタンを押しても「ボタンを押さないで下さい」というダイアログがでるだけで、しかもダイアログが出ている間はホーム画面にも戻らず、Siriも起動しなくなりますので、多少強めにぐりぐりと掃除してもホームに戻ってしまってもう一度パスコード入れて…ってなったりとか不意に Siri が立ち上がってしまったりとかってのがなくなるので安心です。
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