自分は普段MacBookAirを使用しています。

軽いし、バッテリも結構持つし、基本的には満足な名ですが、どうしても気になってしまうのが「画面の狭さ」なんですよね。

何とかできないかなぁといろいろ調べていたところ、QuickResというナイスなアプリの存在を知りましたので購入してみました。

QuickResとは

このアプリ自体割と有名らしいのであまり説明はいらないかもしれませんが、簡単に画面の解像度を変更できるアプリです。

ただ、大きな特徴として、システム環境設定からは設定ができない特殊な解像度も選択できるというものがあります。

Retinaモデルの場合、通常2ドット×2ドットで1ドットを表示してますが、それを1ドット×1ドットとして4倍広く使うなんてこともできます。所謂ドットバイドットですね。

実際には小さくなりすぎて使いにくいみたいですが…。

 

ちなみに有償版と機能制限付きの無償版がありますが、後半お話するHiDPIモードを使いたい場合は有償版でないとダメみたいです。AppStoreにあるのは無償版のみ。

どうもAppStoreからは削除されているようですね。なので本サイトからの購入だけになってしまったようです。。

価格は4.99ドルからですが、今は期間限定で4ドルから買えるみたいです。からというのは、決済にGumroadというサービスを使っていて下限は決まってるけど上限は決まってなくて、「あなたが適正だと思う価格で買ってください」みたいな感じのものらしいです。一定の額で売れないからAppStoreでは無償版しかないんですねきっと。

ちなみに海外のサービスにクレカいれんのは抵抗あるなーって場合はPayPalも使えます…が、PayPalのほうも額を制限しないようにするためか、ドネーションとして送金するようになってるみたいで、そして日本からはPayPalでドネーションの送金ができません…。なんてこった。

MacBook Air って Retina じゃなくね?

はい。MBAはRetinaディスプレイじゃありません。

でも大丈夫。ちゃんと巨大なデスクトップがてにはいります。

どういう原理かはよくわからないですが、縮小して表示してるのかな?

ちなみに2560×1600まで行けましたが、流石にアイコンとかメニューバーの文字が潰れてまともに使えませんでした。

1920×1200ぐらいまでならなんとか使えるかな?って感じで、普通に使うのなら1680×1050くらいが妥当かなぁ。ちょい広くなる程度ですが、それでもかなり違いますよ。

ただ、大きな画像を縮小すると潰れるような感じで字がつぶれたりぼやけたりするんでアイコンのラベルとかにみられるMacらしい美しさ?はなくなってしまうかもしれませんが。。

逆にMBAでRetina体験もできます

HiDPIモードというのがあって、それを有効化するとRetinaディスプレイじゃないMacBook Airでも2×2ドット使って表示するRetinaと同じ表示方式で表示することができます。

HiDPIモードにするには「設定」→「Advanced」タブの「HiDPIモードを有効にする」をクリックします。警告がでますが、そのまま進んでください。有効化できたらログアウトか再起動で有効化になる…らしいですがうちの場合はうまく行きませんでした。

うまくいかない場合は、AppleのデベロッパーサイトからGraphics Tools for Xcodeをダウンロードし、中にはいってるQuartz Debugというアプリをつかって設定します。(ただしデベロッパー登録してる必要があります。)

ここにアクセスして、ログインするとダウンロードできるファイルの一覧がでてきますので、

get_graphictools

DMGをマウントするとなんかいろいろはいってるんですが今回は QuartzDebug しかつかわないのでそれだけインストールでもいいかもしれません。将来なんか開発したりするなら入れといてもいいとは思いますが。

QuartzDebug

あ、あとMacのアイコンセットであるICNSが作れるIcon Composerは意外とへんなとこで役に立ったりもしますw

で、Quartz Debugを起動したら、メニューバーから「Window」→「UI Resolution」をクリック、「Enable HiDPI display modes 」にチェックを入れます。

quartzdebug_setting

 

すると、ディスプレイモード変更したからログインしなおしたら設定から選べるよ的なメッセージがでるのでログアウトします。不安な場合は再起動。

完了するとシステム環境設定のディスプレイから「HiDPIの解像度が選択できるようになります。」hidpimode_enabled

※このとき解像度が「ディスプレイに最適」になっていると、自動的に設定されてしまいますので、出てこない場合は「変更」にチェックを入れてください。

これで準備完了です。この状態になれば、QuickResのメニューにもHiDPIのメニューが出てきます。

quickres_hidpimenu

 

MBAの場合、通常選択できるHiDPIの解像度は720×450だけそれ以外については縮小してさらにHiDPI表示みたいな謎の状況になるんで、いまいち「おおー」って感じにはならないですが…。

逆に、環境設定からも選択できる 720×450で表示したときは、「狭っ!」とは思いましたがそれ以上に「こんなきれいだったのか!」と驚きます。

これは初めてRetinaを搭載したiPhone見た時の感動を思い出せますので一度は試してみる価値ありですよ。

 

まあ実際にはこんなかんじになっちゃってまともに使えませんがw

mba_hidpi

 

というかデスクトップを広く使う話のはずなのに狭く使う話のほうが長くなってしまった気がしますね…w

“QuickRes で Mac Book Air の画面を広々と使う” への4件のフィードバック

  1. とみー より:

    MacBooKAir11インチを使っていて、画面を広くしたいと思い。QuickResを入れたんですが、環境設定通常の解像度以外表示されませんでした(汗)
    何か設定が必要なのでしょうか?

    • negi より:

      とみーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      自分は特に設定せずともインストールしただけで通常より大きい解像度が選択出来ましたので特に特別な設定などはしていませんね…。
      (後半のQuartz DebugはHiDPIモード関連なので恐らく今回の件とは直接は関係ないですし)
      今現在AppStoreにある無償版は提供が終了しているみたいなので公式サイトから入手している=機能制限なしのバージョンだと思いますので設定可能なはずなのですが…。
      こちらの記事( http://gadget-shot.com/apps/mac-apps/17228 )では 11インチのMacBook Airでうまくいっているようですので、11インチだからダメとかそういうわけでもなさそうです。
      自分も使い始めたばかりで的確な解答が出来なくて申し訳ないです。

      • とみー より:

        返信ありがとうございます。
        他のMacBookProでも試して見ましたが、ダメでした。
        13inchのRetinaは、ちゃんと動いたんですが、何なんでしょうね?
        もしかしたら、古いノートはダメなのかもしれないですね。

        • negi より:

          自分も試しに先代の MacBook Pro に入れてみたのですが、そちらはダメだったのでもしかしたら古いモデルだとうまくいかないのかもしれませんね…。

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