いよいよ最後の週になりました。22日目。
WordPressのサーバー選定について教えて下さい。
まず、そもそもWordPressが動作するために必要な環境というのは、
- PHP バージョン 5.2.4 以上
- MySQL バージョン 5.0 以上
となっています。先日話したように、SQLite を使うなどすれば、MySQL に関してはなくても大丈夫ですが、通常はあったほうが良いでしょう。
で、それを満たすサーバーは…というと、たぶん最近のレンタルサーバーならばだいたいは満たしています。ロリポップのコロリポプランのように極端に安いプランでもなければ多分。
ちなみに動作環境を満たしているかどうかを見分ける1つの手段として、「自動インストールサービス」に対応しているかどうかというのを見る方法があると思います。
自動インストール、つまり、数クリックで各種CMSなんかをセットアップできるようなサービスならば対応してるサーバーということですね。
主要なレンタルサーバーはだいたい対応してると思います。
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VPSやクラウドの場合ですとOSからソフトウェアまで自由にインストールできますので、それぞれ動作するバージョンより新しいものをインストールしておけば大丈夫です。
ConoHaなんかは、VPSですが、必要な環境をまとめてセットアップできる、WordPressテンプレートなんかが用意されてます。
最近人気の Amazon Web Service(AWS)にも、AMIMOTO AMI というものがあり、それを使うことでやはりかなり手軽にインストールができるようですね。
なので、こういうところを使うのもいいのではないのでしょうか?
比較してみる
てきとーに比較してみると、こんなかんじですかね?
レンタルサーバー | VPS・クラウド | |
価格 | 安い | ちょっと高い |
自由度 | 低め | 高い |
自動インストール | 主要なサービスならだいたいついてる | 一部のサービスにはついていることもある |
価格 | 安め | ちょっと高め |
総合難易度 | 低め〜普通 | 高い |
おすすめ度 | ★★★★★★☆☆☆☆ | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
要は、安くて(比較的)安全、数クリックでインストールできるために初心者にもおすすめなのがレンタルサーバーで、自由な代わりにセキュリティ面も自分で面倒を見る必要があるのがVPSやクラウドという感じでしょうか?
なので、はじめのうちはレンタルサーバーをおすすめします。時間がない場合は自動インストールでもいいですが、一度は手動でインストールしておくと、後々のトラブルに対して強くなるんで余裕があればためしてみてください。
これはWordPressひとりアドベント・カレンダー2015の記事です。
WPAC2015Soloについてはこちらをご覧ください。
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